『悪魔になりたい人間と
人間になりたい悪魔』

ー 言葉にできなかった心を
物語が見つけてくれた。
人間になりたい悪魔と、
悪魔になりたい人間。
孤独を抱えたふたりは、
出会いと言葉を通して、
少しずつ“本当の気持ち”に触れていきます。
怒りや優しさ、
生きづらさの奥にあった想いを描いた、
心の物語です。
テーマ:こころ/いきづらさ/きぼう

絵本をつくった人|物語の主人公

“ひとりごと”からはじまった物語
最初は、
「悪魔になりたい人間と 人間になりたい悪魔」
っていうタイトルだけが、頭にあったんです。
そこから、
自分の過去とか
ずっと抱えてた感情とかが
少しずつつながっていって。
結果的に
ファンタジーみたいな形にはなったけど
自分のリアルな気持ちが入った作品になりました。

絵本をつくる前と、つくった後
正直、
こんなに反応もらえると思ってなかったです。
「このたび絵本つくりました」
って説明したら、「ほしい」
って言ってくれる人がいて。
しかも、知ってる人のほうが
「誰かにあげたいから」
ってまとめて買ってくださったりして。
いきなり4冊、5冊、
7冊買ってくださった方もいました。
それがすごく嬉しかったです。
今まで自分がまいてきた種が
ちゃんと人とのつながりに
なってたんだなって感じました。
「ぐっときた」
「惹きこまれた」
って言ってもらえたのも
すごく印象に残ってます。

完成した絵本を見た瞬間
届いた瞬間は、
「ほんとに届いた!!!」
って感じでした。
“自分で作ったものだ…”
っていう嬉しさがすごかったです。
この機会があって
ほんとによかったなって思いました。
親に見せた時は、
親が泣いてくれて。
それ見て、
自分ももらい泣きしました。
親って、
何気なく言った言葉を
覚えてなかったりするんですよね。
でも、
こっちはずっと覚えてたりして。
親からは
「よかったね」
って言われたんですけど
それがなんか
「生きててくれてありがとう」
に近い言葉に聞こえました。
その当時を知ってるからこそ
乗り越えたからこそ
こうして絵本になったことを
親も喜んでくれたんだと思います。

伝えたいこと
最後の
天使がわざと人間に会わないシーン。
あの場面が
いちばん伝わってほしいところです。
あそこで、人間に姿を見せて
アドバイスを言っちゃダメだと思って。
あと、
「怒ること=悪いこと」
ではないっていうのも
伝わってたらいいなって思います。
そのあと
どう行動するか。
そこが大事なんじゃないかなって。
この物語はファンタジーですが
実はたくさんの現実が入っています。
悪魔のセリフや行動は
私の身近な人たちが実際に言った言葉や
とった行動がもとになっています。
特に、怒った人間を
悪魔がベンチに座らせる場面は
中学生の頃
感情的になった私を
先生が椅子に座らせてくれた出来事が
もとになっています。
この絵本には、
そんな実際の経験や想いが
たくさん散りばめられています。

絵本ができて、生まれた新しい夢
この絵本がきっかけで
新しい夢もできました。
書店に並ぶ本をつくりたいです。
絵本とか、
エッセイとか。
小さい頃から、
書くことが好きだったので
自分で作った物語を製本にできて
夢が1つ叶ってとっても嬉しいです。
あと、
「また新しい本できたら読みたい」
って言ってくださる方もいて。
だから、
その期待に応えたいなって思ってます。
【さいごに】
もし、
絵本をつくるか迷っている人がいたら、
「いいじゃん!やろう!」
って、速攻で言います。
最初は迷うと思います。
でも、
やるだけやってみたらいいと思うんです。
そんなに難しくないし、
挑戦してみてほしい。
私自身、
まさか自分が“つくる側”にいくなんて
思っていませんでした。
でも、
過去のリアルな出来事が、
ファンタジーという形になって、
誰かに届いていく。
それがすごく面白かったです。
この絵本は、
今の自分にとって“宝物”です。
でも同時に、
「ここからがスタートだな」
とも思っています。
この絵本をつくったことで、
少し前向きになれました。


